関電美浜1号機、最長50年運転目指す 福井県と美浜町が了承、国内PWRでは初 地元は「中間安全確認」求める 後継機設置も検討へ

2010年11月12日

西川一誠・福井県知事と山口治太郎・美浜町長は8日、関西電力・美浜原子力発電所1号機(PWR、34万kW)の40年目以降の運転方針を了承した。同機は、今月28日に1970年の営業運転開始から40年を迎える。商業用原子炉が40年目以降の運転に入るのは、今年3月の日本原子力発電・敦賀1号機に続き、国内では2基目で、PWRでは美浜1号機が初めてとなる。


関西電力の美浜発電所=左端が1号機

関電美浜1号機、最長50年運転目指す 福井県と美浜町が了承、国内PWRでは初 地元は「中間安全確認」求める 後継機設置も検討へ