新潟県知事ら地元首長が要請 「安全対策、万全の対応を」 福島第一事故に対応し、柏崎原発でも

2011年3月28日

「東北地方太平洋沖地震」の影響で大きな損傷を被った東京電力・福島第一原子力発電所に関連して、泉田・新潟県知事、会田・柏崎市長、品田・刈羽村長は連名で20日、清水・東京電力社長に対して、「想定を超える津波などによる水素爆発や放射性物質の漏洩などの原子力災害を踏まえ、住民の不安はかつてなく高まっている」として、柏崎刈羽原子力発電所についても、「現状の安全対策等について抜本的に見直しを行い、万全の対応をとることを求める」とする要請を文書で行った。


これに対して東京電力は、「要請を真摯に受け止め、今後、柏崎刈羽原子力発電所の安全対策について、万全の対応をとるべく、速やかに検討を進めていく」方針を示した。