IAEA 福島第一現場を視察 非常用ディーゼルも

2011年6月3日

来日中の福島第一原子力発電所の事故に関するIAEA調査団は5月27日、福島第一(吉田昌郎所長)と同第二原子力発電所を視察した。


調査団一行は午前中に福島第二を訪れた後、福島第一に移動し、1号機〜4号機の外観、4号機共用プール、5号・6号機海側ヤード、13台あった非常用ディーゼル発電機のうち津波被害後も唯一発電を続けた「6号機B」非常用ディーゼル発電機、キャスク保管庫、免震重要棟などを視察した。


同調査団は海江田万里経産相への表敬を皮切りに、関係省庁との会合などを行い、1日に調査団報告書サマリーを日本政府に提出、2日に出国の予定だ。


(写真上)福島第一3号機付近を視察するIAEA調査団の一行


(写真下)福島第一免震重要棟で握手する団長のマイク・ウェイトマン英国原子力規制機関長(=左)と吉田昌郎所長


 

IAEA 福島第一現場を視察 非常用ディーゼルも