原発協 安全確保強化を国に要請

2011年6月19日

「原子力発電関係団体協議会」(会長=三村申吾・青森県知事)は8日、安全確保に関する国に対する要請をとりまとめ、関係省庁に対し対応を求めた。東日本大震災後、同協議会が国に要請を行うのは3度目。


今回取りまとめた要請では、未だ予断を許さぬ福島の状況を踏まえ、(1)事態の収束(2)情報公開および説明責任(3)被害の復旧・復興(4)損害賠償(5)風評被害の防止(6)原子力施設の安全対策(7)原子力防災体制の強化(8)原子力安全規制体制の強化――について、立地地域の立場から、国として講じるべき施策を、総合的、より具体的に要請している。