全国知事会議提言 電力供給確保し復興を 日本再生に向け不可欠

2011年7月18日

全国知事会議(於、秋田市)は13日、東日本大震災からの復興に向けた提言をまとめ、2日間の日程を終えた。地方の主体性を活かした迅速な復興対策、福島原子力事故の早期収束、被災者支援施策の充実・強化、防災対策強化の4本が柱。


「日本の再生に向けて」と題する本提言は、東北地方を中心とする壊滅的被害、依然と不自由な生活を余儀なくされる被災者の状況に加え、福島第一原子力発電所事故に伴い、「日本全体の経済活動は電力不足の影響と相まって、このままでは活力の喪失」として、震災発災から4か月後も復旧・復興のままならぬ状況を危惧している。