福島事故調査 畑村委長、ヒア状況報告 延べ126人から聴取

2011年8月25日

福島原子力発電所事故調査・検証委員会の畑村洋太郎委員長(東京大学名誉教授=写真)は23日、東京・永田町の内閣府庁舎で、記者会見を行った。前回7月8日の全体会合以降、実施してきたヒアリングについて、これまでの聴取先は延べ126人、時間数で計およそ300時間などと述べたほか、詳細な聴取内容、調査・分析に関しては明らかにしなかった。同委では今後、9月27日に予定する次回会合までヒアリングを継続する。


ヒアリングは、調査委員会下に設置された4チームのうち、「社会システム等検証チーム」、「事故原因等調査チーム」、「被害拡大防止対策等検証チーム」により、各担当の調査項目に基づき、原則非公開で行われた。

福島事故調査 畑村委長、ヒア状況報告 延べ126人から聴取