原子力安全委員会 福島事故踏まえ、意見交換再開 シビアアクシデント、規制要求に

2011年9月1日

原子力安全委員会は8月29日、専門家との意見交換会を福島原子力事故後、初めて開催し、原子力発電所の「シビアアクシデントの事故進展防止と影響緩和」を規制要求に位置付けることを盛り込んだ検討文案について議論した。


同委では、当面の施策の基本方針の推進に向け、2月より専門家との意見交換を開始し、シビアアクシデント対策の高度化を論点としてきたが、今般の福島事故を受け、IAEA報告書に示されたアクシデントマネジメント整備に関する法規制の要求なども踏まえ、議論を再開することとなった。