7月17日付で飯舘村の区域再編 政府・原災本部
政府・原子力災害対策本部は15日、原発事故に伴い福島県・飯舘村に設定されていた計画的避難区域を見直し、7月17日をもって、避難指示解除準備区域、居住制限区域、帰還困難区域の3区域に再編することを決定した。
11年12月の原災本部決定に基づき、川内村、田村市、南相馬市に発令されていた避難指示区域については、年間積算線量の見通し、放射性物質による汚染のレベルに応じて、4月までに再編が行われている。
飯舘村は現在、全域が計画的避難区域に設定されているが、内閣府によると、今回の区域再編により、村の面積の約68%、人口で約83%相当が居住制限区域に設定されることとなる。