半減期の差など解説 文科省 放射線副読本を各校へ

2011年10月20日

文部科学省は14日、放射線等に関する副読本をHPで公開した。福島第一原子力発電所の事故により、放射線や放射性物質、放射能に対する関心が高まっていることを受け、小学校・中学校・高等学校における放射線等に関する指導用に作成したもの。教員用の各解説本も用意されている。


昨年発行した原子力教育副読本は資源エネルギー庁と共同で発行していたが福島原子力発電所事故以降HPから削除されており、今回は文部科学省のみのクレジットで放射線に特化した内容。


放射線の基礎知識、放射線の利用、放射線の測定、放射線の防護などについて解説しており、食品照射や工業製品への利用、放射性物質ごとの半減期の違いなど、写真や表などを使ってわかりやすく説明している。