原子力4協定が参院で可決、承認 玄葉外相 「相手国の期待に今後も応える」 露、韓、越、ヨルダンとの協力基盤 福島事故後も推進堅持

2011年12月15日

今臨時国会の最終日の9日、参議院本会議で日本とロシア、韓国、ベトナム、ヨルダンとの各原子力協力協定の一括採決が行われ、賛成183票、反対41票の賛成多数で、6日の衆院に続き可決、承認された(=写真)。ロシアとは同国のウラン濃縮工場を使って日本の英仏再処理からの回収ウランの再濃縮、韓国へは原子力発電所向け資機材の輸出、ヨルダンとベトナムへは原子力発電所本体の輸出が、当面の課題プロジェクトとして進んでおり、平和利用協力の基盤となる二国間協定の締結で、基本的な協力枠組が整備されることになる。

原子力4協定が参院で可決、承認 玄葉外相 「相手国の期待に今後も応える」 露、韓、越、ヨルダンとの協力基盤 福島事故後も推進堅持