安全委 近く初の最終評価 一次ストレス検査 大飯3、4号機へ

2012年3月19日

原子力安全委員会は13日、関西電力大飯発電所3、4号機におけるストレステスト(耐性検査)の1次評価に関する総合的評価検討会(=写真)を終了、近く、同委としての最終評価を取りまとめるものとみられる。2月13日に、原子力安全・保安院から検査は「妥当」と安全委員会に報告されたもので、ストレステストの評価結果を同委が確認するのは初めて。


福島原子力事故を踏まえて進められているストレステストは、設計上の想定を超える外部事象に対する頑健性を評価するもので、法令上、安全委員会が経済産業省に対し報告要請を行っている案件だが、そのうちの1次評価については、7月に公表されたいわゆる「三大臣」ペーパーに基づき、定期検査で停止中の発電の運転再開の可否を判断するものと位置付けられている。


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安全委 近く初の最終評価 一次ストレス検査 大飯3、4号機へ