原子力シェアで選択肢 各委員が35〜0%推奨 総合エネ調がシナリオ検討へ

2012年3月22日

経済産業省の総合資源エネルギー調査会・基本問題委員会(委員長=三村明夫・新日本製鉄会長)は、19日の会合までに、各委員からの意見照会を集約し、エネルギーミックス選択肢の提示に向けた具体的議論を本格化させた。2030年を見据えたエネルギー構成に関する定量的立案を整理し、特に、電源構成では、原子力発電の比率を0%、20%、25%、30%などとランク分けし、他電源と対比させている。今後は、これらについて、経済成長、エネルギー需要の見通しなどをもとに検証していき、5月にもエネルギー・環境会議に提示するエネルギー・シナリオを決定する。


<後略>

原子力シェアで選択肢 各委員が35〜0%推奨 総合エネ調がシナリオ検討へ