モデル実証事業 コスト考慮し本格除染へ 土壌・道路80%以上の効果

2012年4月11日

内閣府原子力被災者生活支援チーム、環境省、日本原子力研究開発機構(JAEA)は3日の原子力委員会で、除染モデル実証事業等の成果について説明した。成果報告会は3月26日に、福島市公会堂で開催されており、約1200人が参加している。


警戒区域、計画的避難区域等の12市町村を対象とした除染の効果的な実施に必要となる同実証実験は、内閣府より委託を受けてJAEAが主体となって行われた。JAEAの請負で大成建設、鹿島建設、大林組の各共同事業体が実証事業を所掌し、除染作業効率化や除染除去物減容化等に関する25件の技術提案について、平均事業予算を1件あたり原則2000万円程度として実施した。


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