「地震で崩壊しない」 東電 現在の福島第一4号機

2012年5月22日

東京電力は、報道やインターネットなどで取り上げられている福島事故関連の事項の中で、解説や訂正が必要と思われる事項を選んでホームページ上で解説している。

福島第一原子力発電所事故で住民の中でいま一番心配されている事項の1つである同4号機の燃料プールの現状についても、改めて「原子炉建屋は傾いておらず、燃料プールを含め地震で壊れることはない」と表明した。

東北地方太平洋沖地震と同程度の震度6強の地震が発生したとしても、使用済み燃料プールを含め原子炉建屋が壊れないことを解析で確信し、さらに使用済み燃料プール底部を補強して、耐震余裕度を20%以上向上させているとした。

今後も、年4回の定期的な点検を実施し、原子炉建屋および使用済み燃料プールの健全性を確認していくとしている。