行政区ごと、生活に配慮 飯舘村 原災避難区域の見直しで要望

2012年6月14日

福島県の飯舘村(菅野典雄村長)は、村議会の同意を得て「避難指示区域の見直し」について方針決定し、11日、原子力災害対策本部長の野田佳彦首相宛に要望書を提出した。


避難指示区域の見直しでは、行政区単位で見直しをし、「帰還困難区域」、「居住制限区域」、「避難指示解除準備区域」に分けるもの。居住制限区域の中には、積算線量が50mSv/年を超える一部地域が存在するため、不動産・動産など財物の賠償では、「帰還困難区域」と差が生じないよう配慮することを求めている。


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