大飯3号機がフルパワー達成 関西電力 続く4号機も再稼働準備 2か月ぶりに原発ゼロ脱出 福島事故後、先駆けて

2012年7月13日

1日に原子炉を起動した関西電力の大飯原子力発電所3号機(PWR、118万kW=写真)は9日、定格熱出力一定運転を開始した。福島原子力事故後、定期検査中のプラントが運転再開するのは初めてで、国内では、北海道電力泊3号機が5月5日に定期検査入りして以来、およそ2か月ぶりに運転中の原子力発電所がない状態が回避されることとなった。大飯3号機再稼働を受け、関西地域の電力安定供給に道が開かれつつあるが、夏場の需要ピークを控えて、依然厳しい状況にあり、続く4号機の再稼働に向けた準備作業が急がれている。


<後略>

大飯3号機がフルパワー達成 関西電力 続く4号機も再稼働準備 2か月ぶりに原発ゼロ脱出 福島事故後、先駆けて