廃棄物・安全対策など重点 文科省他 来年度政策の検討開始
文部科学省は28日の原子力委員会で、2013年度予算の概算要求構想を発表した。
見積りに関する基本方針を踏まえつつ、(1)福島対応(2)放射性廃棄物対策(3)原子力安全確保に係わる基礎基盤研究・人材育成――を重点的に措置するとした。このうち放射性廃棄物対策については、使用済み燃料の直接処分に関する研究開発についても、経済産業省と連携しながら検討するとした。
また、「もんじゅ」等の高速増殖炉サイクル技術開発については、エネルギー・原子力政策見直しの状況を踏まえた予算を要求した。
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