【原子力発電所運転速報】 8月、大飯3、4号が本格運転再開 設備利用率は5.1%に

2012年9月6日

原産協会の取りまとめによると、8月の原子力発電は、関西電力大飯3、4号機の2基のみの稼働で、総発電電力量が17億6755万kWh、設備利用率は5.1%となった。最大16基のプラントが稼働していた昨年の8月にも増して、かなり厳しい電力需給状況だったが、電力各社とも、「でんき予報」などを通じた節電啓発に力を入れたため、特段のトラブルもなく盛夏需要ピークを乗り切れたようだ。


関西電力の大飯3、4号機は、いずれも7月に定格熱出力一定運転に入った後、3号機が8月3日に、4号機が同16日に本格運転再開となり、同月中は大過なくフル稼働し、関西圏の電力需要を支えた。


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