「原子力安全推進協会」が発足 代表に松浦元安全委員長、理事長に藤江氏 独立した専門集団標榜 原技協を発展的に改組
東京電力・福島第一原子力発電所事故から1年9か月、原子力業界の総力を挙げて炉心溶融などの重大事故防止や新たな原子力安全向上策を検討する一般社団法人「原子力安全推進協会」(=原安進、JANSI)が15日、発足した。電力会社やメーカーなどで構成し、いままで原子力施設の相互安全レビューなどを行ってきた日本原子力技術協会(藤江孝夫理事長)を発展的に解消し、「より高度な安全性を目指して、事業者を牽引していく組織」にすることを目指し、「代表」に松浦祥次郎・元原子力安全委員長が就任、理事長を藤江氏が務める。
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