福島で放射線モニタリング 国際ワークショップ 除染現場視察で専門的知見深める

2012年12月12日

「放射線モニタリングに係る国際ワークショップ」(組織委員長=山本幸佳・大阪大学名誉教授)が1日から3日の日程で茨城県大洗町と福島市で開催され、19か国から約140名が参加し、放射線モニタリングをめぐる最新の研究成果等の発表が行われた。ワークショップにあわせて、参加者らは福島第一原子力発電所事故後の除染作業現場を訪問し、環境回復への取り組みの様子を通して専門的知見を深めた。


同ワークショップは、2005年に個人被ばく線量測定をテーマとした東アジア4か国のワークショップとしてスタート。3回目からは、欧米からの参加も得てテーマを放射線計測全般として実施されている。8回目の今回は、原子力発電所事故を受け、初めて福島でのプログラムを組み入れた。開催にあたっては、千代田テクノルが全面的に協力している。


<後略>


同ワークショップ・サテライトミーティング(=写真上)と

南相馬市における除染作業現場(=写真下)

福島で放射線モニタリング 国際ワークショップ 除染現場視察で専門的知見深める