月内に取りまとめ骨子提示 事故調フォロー会議 対策チェック進む

2013年1月24日

福島原子力発電所事故の国会および政府事故調査委員会でなされた提言のフォローアップを行う有識者会議(座長=北澤宏一・科学技術振興機構前理事長)の第3回会合が21日、東京・港区の三田共用会議所で開かれ、引き続き関係各省からの取組み状況のヒアリングを行った(=写真)。今回は特に原子力災害対応体制、被害の防止・軽減策などに焦点を当てた検討が行われた。


内閣府からは、複合災害を視野に入れた対策について、大規模な自然災害に対応する緊急災害対策本部と原子力災害対策本部との間で物資調達・輸送などの業務を連携協力して実施することや、中央政府と県庁や現地の各拠点をつなぐテレビ会議システムなどの通信設備、衛星通信などの整備のための予算措置を行っていることを説明した。


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