首相 エネ戦略見直し指示 「責任あるエネ政策」構築めざす 経済再生本部会合で 温暖化ガス削減目標も再検討へ
安倍晋三首相は25日、新政権が成長戦略策定を目指して設置した全閣僚が出席する日本経済再生本部会合で、前民主党政権が策定した「エネルギー・環境戦略」をゼロベースで見直す考えを、関係大臣に対して正式に指示した。
25日の日本経済再生本部会合で、甘利明・経済再生担当相は、同本部下に置かれ成長戦略策定を具体的に審議する産業競争力会議での課題を説明した。
安倍首相は、産業競争力会議の議論を踏まえた当面の政策対応として、関係大臣の講ずべき喫緊の重要政策課題に関する当面の対応として、10項目を述べた。その中で、経済産業相に対しては、前政権の戦略をゼロベースで見直し、エネルギー安定供給、コスト低減の観点も含め、「責任あるエネルギー政策の構築」を指示した。
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記者会見に臨む甘利大臣