規制委、新安全基準骨子案まとめ シビアアクシデント対策でテロも想定 7月の施行に向け パブリックコメント開始
原子力規制委員会は6日、原子力発電所の新安全基準骨子案を取りまとめた。昨秋の同委発足と合わせて改正された原子炉等規制法に基づき、外部専門家の参画を得て検討を進めてきたもので、担当委員の更田豊志委員が同日の定例会合で報告した。今後、パブリックコメントに付せられ、委員会規則条文として成案を作成した上で、再度パブリックコメントを行い、7月に新制度が施行される運びとなっている。
骨子案は、福島第一発電所事故を踏まえたシビアアクシデント対策と、設計基準に分かれており、項目ごとに要求事項を整理している。
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