東京電力・柏崎刈羽 6、7号機の審査を申請 安全対策抜本強化 新潟知事、条件付き容認
東京電力は9月27日、原子力規制委員会に、柏崎刈羽発電所6、7号機の新規制基準適合性確認に関する申請を行った。前日26日に、新潟県の泉田裕彦知事より、同機へのフィルタベント設備に関して審査申請の了解を受け行われた。
東京電力では7月、新規制基準の施行を前に、柏崎刈羽6、7号機の準備が整ったことから速やかに申請に入る意向を表明した上で、地元への説明を進めており、既に8月6日には柏崎市と刈羽村より、了解を獲得している。申請は、新基準に伴う原子炉設置変更許可、工事計画認可、保安規定変更認可で、これに際して、申請書は、県から示されたベント操作による住民被ばくに関する条件を踏まえ付記がなされている。
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