福島第一事故 背景と根本原因を究明へ 深層防護など議論 原子力学会 年内にも最終報告書
日本原子力学会(学会)東京電力福島第一原子力発電所事故に関する調査委員会(委員長=田中知・東京大学工学系研究科原子力国際専攻教授)は3月27日、近畿大学(東大阪市)で開催された「春の年会」で中間報告を発表した(=写真)。
学会は、専門家集団として、深層防護など、安全の基本的な考え方に踏み込んで議論しており、たとえば深層防護の考え方については、今回の事故を踏まえて認識を改め、安全目標を定めて社会的にもシビアアクシデントへの対応を整備していくことが重要との認識を示している。
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