水素除去設備を設置へ 柏崎刈羽 原子炉建屋内に

2013年4月17日

東京電力は11日、柏崎刈羽原子力発電所1、7号機に原子炉建屋水素処理設備(PAR)を設置すると発表した。福島第一事故を踏まえた炉心損傷後の影響緩和対策として施すもので、いずれも4月中にも着手し、6月頃に完了させる。


PARは、格納容器から原子炉建屋オペレーティングフロアに漏えいした水素を処理し、水素濃度を低減するもので、装置内に流入した水素分子・酸素分子がカートリッジ内の触媒により、水分子に再結合し、水素濃度を低減する。触媒により処理を行うため、電源を必要とせず爆発防止に有用だ。1号機に50台、7号機に56台の設置を予定している。


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防災など安全対策を実施

水素除去設備を設置へ 柏崎刈羽 原子炉建屋内に