遮水壁設置など議論 対策委が始動 汚染水の恒久対策で

2013年5月2日

東京電力福島第一原子力発電所の事故炉廃止措置における汚染水処理対策委員会(委員長=大西有三・京都大学名誉教授)の初会合が4月26日に開催され、1〜4号機の安定化に向けた取組状況を確認し、大手ゼネコンより地下水流入の抑制策の提案を受けるなど、今後の中長期的対応の検討に着手した。


同委員会は、福島第一発電所の汚染水処理対策を総点検し「今後対応の方向性」第一弾を5月中にも取りまとめるなど根本的解決策を検討していく。


そのうえで6月中に親委員会の廃炉対策推進会議で見直される中長期ロードマップに検討内容を反映する方針だ。


<後略>


鹿島建設の提案する「凍土遮水壁」

遮水壁設置など議論 対策委が始動 汚染水の恒久対策で