新設計画が重要な役割 原産まとめ 英国原子力産業の調査

2013年5月22日

原産協会はこのほど、英国の原子力産業の動向に関する調査報告を発表した。日本電機工業会と英国原子力産業協会(NIA)との協力で行われたもので、今後、日本で長期にわたり、原子力発電所の新増設が滞った場合の産業界に及ぼしうる影響を考察する際にも参考になるとしている。


英国では、1995年運転開始のサイズウェルB(PWR)を最後に、20年近く新規原子力発電所の建設が行われていなかった。そのため近年、5つのサイトで計1600万kW分の計画が進められているが、産業インフラ・サプライチェーンの整備、人材確保、研究開発など、改善も必要となっている。


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