がれきを自動で搬送 自律走行システム実用化 福島第一で鹿島が 現地作業の効率改善に

2013年7月4日

鹿島は6月25日、福島第一原子力発電所の解体工事で発生する解体がれきの搬送について、汎用重機を用いて障害物や走行ルートを自律的に認識、判断しながら自動で搬送するシステムを日本で初めて開発し、実作業に適用した。


このシステムは放射線環境下における被ばく量の低減と作業効率の向上などを目的に、重機を従来の「遠隔操作」ではなく、人手を介さず無人で走行させ、高線量がれきの搬送作業を完全自動化したもの。これまでの無人化施工を更に発展させ、建設機械自身が自律的に判断して自動運転を行う画期的な技術で、汎用重機を自動化し、厳しい環境下の施工現場で実用化した。


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鹿島が開発した自動搬送システム(イメージ図)

がれきを自動で搬送 自律走行システム実用化 福島第一で鹿島が 現地作業の効率改善に