中間貯蔵施設の最小化に寄与 洗浄までを高効率化 清水建設など 汚染土壌の分別システム
清水建設は15日、環テックスと共同で、セシウム汚染土壌の減容化エンジニアリングの一環として、汚染土壌に含まれる植物根等の有機物を機械的に、かつ高精度に分別できる新システム「パワーグラインドスクリーン」(写真は同システムの解砕羽)を開発したことを明らかにした。このシステムの特徴は、焼却処理による減容化効果を高めるために植物根とそれに固着している土壌の分別までできること、また後工程となる洗浄処理の高効率化のために有機物含有量が少ない土壌を供給できること。
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