北海道電力(株)泊発電所3号機の原子炉設置変更許可に寄せて
一般社団法人 日本原子力産業協会
理事長 増井 秀企
本日、原子力規制委員会において、北海道電力(株)泊発電所3号機(加圧水型炉:PWR、出力91.2万kW)の原子炉設置変更許可が決定された。2013年7月の申請から約12年間の審査期間を経て、全国で18基目の許可となった。許可に至るまでの関係者のご尽力に敬意を表したい。
泊発電所3号機の再稼働は、道内における電力の安定供給をより強固なものとし、同時に、二酸化炭素の排出削減にも貢献すると期待される。データセンターや半導体工場の新増設に伴って今後の電力需要の伸びが著しいと予想される北海道において、原子力発電の果たす役割は大きい。
北海道電力には引き続き、安全対策工事を安全かつ着実に進めていただくとともに、地元の皆さまへの丁寧な説明と情報提供をお願いしたい。
以 上
<参考>
泊発電所3号機の原子炉設置変更許可について(北海道電力プレスリリース)
https://www.hepco.co.jp/info/2025/1252859_2068.html
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