IAEA:改正版核物質防護条約が発効、核セキュリティが一層強化へ

©K.Nikolic/IAEA
発効に先立つ6日の記念式典で演説した天野事務局長(=写真)は、過去数年間は特に、改正版の発効に向けて精力的に締約国の説得に当たったと説明。発効の日を迎えてそうした集中的な努力がようやく報われたと述べた。改正版CPPNMにより締約国は今後、核物質と原子力施設を防護する適切な制度の確立や、核物質をともなう妨害行為とその脅威に関する情報共有という新たな要件を実行に移す。核物質の窃盗や密輸に対する現行の体制を強化・拡充するほか、原子力発電施設における妨害行為に対しても、これを防護する法令上の枠組を新たに定めて維持することになるとした。また、盗まれた核物質の捜索・回収にあたり、締約国間の協力範囲も拡大されるとしている。
お問い合わせ先:情報・コミュニケーション部 TEL:03-6256-9312(直通)