中国:「華龍一号」設計を採用した防城港4号機を本格着工

©CGN
最終的に6基の原子炉を建設予定の同発電所は、中国の原子力発電所としては最西端に位置しており、Ⅰ期工事の1、2号機(各PWR、108万kW)はすでに、2016年1月と10月にそれぞれ営業運転を開始。これら2基ではフランスのPWR技術に基づいてCGNが開発した「CPR1000」技術を採用した。Ⅱ期工事にあたる3、4号機の建設は、COP21でパリ協定が採択されたのを受けて2015年12月に国務院・常務会議が承認。4号機の本格着工はCGNにとって、2016年から始まった第13次5か年計画期で最初の新規着工になったとしている。