【短信】中国で建設中の福清4号機が初めて臨界条件達成

臨界条件の達成状況を見守る運転員©CNNC
同発電所では合計6基の原子炉を設置予定で、5、6号機(各PWR、115万kW)については、中国が知的財産権を保有する第3世代のPWR設計「華龍一号」を採用。これらは輸出用の主力商品と位置付けられた同設計の実証炉プロジェクトであり、それぞれ、2015年5月と12月に本格着工した。同発電所の開発プロジェクト会社にはCNNC傘下の中国核能電力股分公司(CNNP)が51%出資しているほか、華電福建発電公司と福建省投資開発集団公司がそれぞれ、39%と10%出資している。