【速報】米国で、ハリケーン襲来に向けて関係機関が緊急対応

2018年9月12日

 大型のハリケーン「フローレンス」が13日にも米東部に上陸する見通しとなっている。米国立ハリケーンセンターは、「フローレンス」の規模について、最大規模の一つ下のカテゴリー4と評価。住民に生命を脅かすクラスのハリケーンであるとして注意喚起を呼び掛けている。
 予想される進路にあたるサウスカロライナ州とノースカロライナ州には、7か所の原子力発電所が立地、その多くを所有する電力会社デューク社およびサウスカロライナ・エレクトリック&ガス(SCE&G)社では、停電などの起こりうるハリケーンの影響と対応について、ウェブサイトでの情報提供を強化している。
 原子力規制委員会(NRC)では、NRCがハリケーンや竜巻、溢水などの緊急事態に対処する状況を説明する動画「厳しい気象下における原子力発電所とNRC」をウェブサイトのトップで紹介するなどの情報発信に努めている。

  (参照情報:米NRC、国立ハリケーンセンター、デューク社、SCE&G社のウェブサイト)