【詳報】IAEA事務局長を選ぶプロセスが続く?天野大使が非公式投票で1位に

2009年6月11日

(以下は、IAEAホームページ記事の機械翻訳による仮訳です)

IAEA理事会は、2009年6月9日、IAEA事務局長ポストに立候補した5人の候補について、非公式の「模擬投票」を行った。候補者の選定プロセスは7月前半に再開する。

5名の候補者は、日本の天野之弥氏、スペインのL・エチャバリ氏。南アフリカのA・S・ミンティ氏、スロベニアのE・ペトリッチ氏、そしてベルギーのJ-P.ポンスレ氏。

T.フェルキ理事会議長は、投票後の6月9日に加盟国へのメモで、模擬投票の結果、天野氏20票、エチャバリ氏4票、ミンティ氏11票。ペトリッチ・ポンスレ両氏は無得票だったことを明らかにした。

5人の候補は、2008年10月に理事会が承認したプロセスに従って、それぞれの政府から指名されている。モハメド・エルバラダイ現事務局長の任期は2009年11月30日に終了するが、同氏は4期目には立候補しないと述べている。

フェルキ議長は加盟国に、理事会は2009年7月2日に非公開審議を行い、以前に同意された手続に従って投票を始めると通達した。

バックグラウンド情報

事務局長となるためには、理事会の秘密投票で3分の2の多数の票を得る必要がある。

IAEA憲章に従い、事務局長は4年の任期について、理事会によって任命され、総会でIAEA加盟国の承認を受ける必要がある。次の総会は、ウィーンで2009年9月14日に開かれる予定である。

エルバラダイは1957年以来では、4代目のIAEA事務局長。同氏は最初に、1997年12月からの任期で選出され、2001年と2005年に再任された。同氏は、1981年から1997年まで事務局長を務めたハンス・ブリクッス氏の後任。S・エクルンド氏は1961年から1981年まで、S・コール氏は1957年から1961年まで、それぞれIAEA事務局長を務めた。

(原文は、以下のURLにあります)。
http://www.iaea.org/NewsCenter/News/2009/strawpoll.html

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