IAEAがアブダビで人材国際会議 日本の人材育成例を紹介

2010年3月26日

 国際原子力機関(IAEA)は3月14日夕刻のレセプションから同18日までの日程で、「原子力発電計画の導入と拡大のための人材開発国際会議」をアラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビで開催した。


 原子力の新規導入を望む国々が必要とする専門の人材育成という課題について、各国の政府や産業界の取組み事例を提示し合い、実用的な経験と教訓を共有するのが主な狙い。原子力の導入意志表明後、わずか3年で初の原子炉建設計画発注先を韓国に決定したUAEがホスト国となり、原子力先進国と新規導入国を含めた合計74か国、および8つの国際/教育連携機関から総勢320名以上が参加した。