パキスタン チャシュマ2が運開 首相、原子力開発堅持を明言

2011年5月19日

パキスタンで3基目の原子炉となるチャシュマ原子力発電所2号機(C―2)(PWR、32.5万kW)が12日に営業運転を開始した。


同1号機と同様、中国核工業集団公司(CNNC)の全面的な協力により建設されたもので、秦山?原子力発電所の設計をベースに開発されたCP300設計。今年2月22日の初臨界達成後、出力を徐々に上げ、3月14日に送電網に接続されていたもの。これにより同国の原子力発電設備は78.7万kWとなったが、チャシュマ発電所では3月5日から、CNNC傘下の上海核工程研究設計院(SNERDI)が設計した3号機のコンクリート打設が開始された。


パキスタンのY.ギラニ首相

パキスタン チャシュマ2が運開 首相、原子力開発堅持を明言