UAE、韓国との原子力協力協定に調印

2009年7月23日

 アラブ首長国連邦(UAE)政府は6月22日に韓国と民生用分野の原子力協力協定に調印したことを明らかにした。

 UAEを訪問していた韓国の韓昇洙首相がUAEのシェイク・モハメッド首相と会談した後、両首相立ち会いの下で両国の外相が署名したもの。この二国間協定により、韓国の原子力企業はUAEにおける原子力発電所建設で必要となる原子力技術や技能を移転するとともに、機器類を20年間にわたってUAEに輸出することが可能になった。

 UAEは2017年までに、第三世代の原子力発電所を少なくとも400万kW導入することを計画、すでに米国、仏国とは同様の協力協定を結んだほか、英国とも了解覚書を締結済みだ。

UAE、韓国との原子力協力協定に調印