米DOE長官 廃棄物処分対策で 特別委メンバーを公表

2010年2月9日

 米エネルギー省(DOE)のS・チュー長官は1月29日、ユッカマウンテン処分場計画に替わる使用済み燃料および高レベル廃棄物の管理・処分方策を評価する特別委員会の委員、15名の氏名を公表した。
 昨年5月の予算要求時にユッカマウンテン計画打ち切りを発表して以来、オバマ政権はようやく、廃棄物の貯蔵、再処理、処分等の選択肢の中から安全かつ長期的な管理方法策定に向けて具体的に始動。同委は18か月以内に中間報告、24か月以内に最終報告書を策定し、得られた知見と結論、および勧告を大統領と議会に提出する。