韓国 斗山重工業 UAE向け機器製造を受注

2010年7月10日

韓国の斗山重工業は6月30日、アラブ首長国連邦(UAE)で建設する原子力発電所の主要機器製造で、同建設計画の主契約者である韓国電力(KEPCO)と約40億ドルの契約を結んだ。原子力を韓国の戦略的輸出産業とする初プロジェクトとしての重要な位置づけであることから、官民の総力を結集して対応していく方針だ。


昨年末にUAEの首長国原子力会社(ENEC)と結んだ総額400億ドルの契約のうち、KEPCOの企業連合は約200億ドルで同国産業界が開発した改良型加圧水型炉(APR1400)を4基、アブダビ首長国のブラカに建設する。


韓国標準型炉(OPR1000)用に製造された蒸気発生器(©斗山重工)

韓国 斗山重工業 UAE向け機器製造を受注