英国政府 原子力新設計画で 国内供給チェーン強化に投資

2010年10月8日

英国の民間企業・規制改革省(BIS)は9月27日、傘下の技術戦略委員会(TSB)を通じて200万ポンドを投資し、民生用原子力発電分野における技術革新促進のための実行可能性調査(FS)約20件を実施すると発表した。他分野の革新的な技術を移転しつつ、中小企業を原子力部門の大手企業と連携させ、持続的に発展可能な最強の原子力供給チェーンを構築するのが狙いだ。


TSBは英国の経済発展に寄与する技術革新支援のために設立された機関。政府出資の公共団体だが、大学からの知識移転など産官学の連携促進にも貢献している。