米エンタジー社 V.ヤンキー炉の売却を検討

2010年11月19日

米国のエンタジー社は4日、バーモント・ヤンキー原子力発電所(BWR、65万kW)の売却を検討していると発表した。


同社は1972年に運開した同炉を2002年にバーモント・ヤンキー原子力発電会社から購入。12年3月に現在の40年の運転認可が期限切れとなることから、さらに20年の運転延長認可を米原子力規制委員会から取得する手続き、および地元電力会社との長期的な電力購入交渉も継続中だとしている。


また、売却理由は単純に株主の利益を考慮したためと説明し、現在の従業員の雇用継続も保証する方針だと明言した。