英ロールス社 中国から原子力機器製造を受注

2010年11月19日

英国のロールス・ロイス社は5日、中国で建設中の原子炉8基に計装制御(I&C)系機器を供給する契約を中国核電工程有限公司(CNPEC)から受注したと発表した。


仏国から導入したPWR技術をベースに中国が国産化を進めているCPR1000用の制御棒操作系(RCS)6台と中性子計測系(NIS)8台を仏国メイランの施設で製造する予定で、契約総額は3500万ポンド程度。中国広東核電集団有限公司(CGNPC)が建設中の紅沿河原子力発電所5、6号機、防城港1、2号機、陽江3〜6号機プロジェクトで使用されることになる。