UAEで原発起工式 韓国大統領、安全確保を約束

2011年3月28日

14日にアラブ首長国連邦(UAE)で同国初の原子力発電所起工式が行われ、建設工事を受注した韓国の李明博大統領が出席した。


折しも東京電力の福島第一原発事故発生直後ということで、同大統領は原子炉の安全確保に万全を期す旨、現地の記者会見で表明した模様。UAEのH.アルカービ国際原子力機関大使兼原子力開発担当政府代表も、「建設サイトは地震や津波の発生可能性が最も低いという理由で選定した」ことを強調した。


UAEの原子力発電開発計画では2020年までに韓国製の140万kW級APR(改良型PWR)を4基建設する予定で、17年に初号機の運転開始を目指している。


アブダビの王族らと共に起工式に出席した李大統領

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