英国 オールドベリー1の運転を延長

2011年7月7日

英国原子力デコミッショニング機構(NDA)は6月22日、同月末に閉鎖予定だったオールドベリー原子力発電所1号機(GCR、23万kW)の運転をさらに1年半延長し、2012年末までとすると発表した。同炉は現在、世界で稼働する炉の中で最も古く、1967年の運開後、43年間稼働している。


同炉の運転期間が延長されるのは今回で3度目。当初は2号機とともに2008年末に閉鎖予定だったが、当時の英国経済の状況変化にともない電気料金も上昇したため、安全性を改善し、運転期間を2年間延長した。


今年になると、同発電所を管理するマグノックス・ノース社が両炉の閉鎖期日をさらに6か月延長して6月末までとする計画を発表、2号機については予定通り6月末で閉鎖となった。


世界の高経年化炉トップ20(2011年6月22日現在)

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