仏アレバ社 ヒンクリー炉で圧力容器契約

2011年8月4日

仏アレバ社は7月28日、EDFエナジー社が英国ヒンクリーポイント原子力発電所サイトで進めている新規原子炉建設計画向けとして、欧州加圧水型炉(EPR)2基分の圧力容器の鍛造契約を同社と締結した。


7月18日に英国議会が原子力に関する国家政策声明書(NPS)を承認したことから、同国の原子力発電所新設計画がいよいよ、実現可能な段階に達したとの判断に基づいている。EDFエナジー社はヒンクリーポイントの2基のほかに、イングランド地方南東部・サイズウェルでもEPR2基の建設を検討中で、2025年までに両サイトで建設する原子炉の合計出力は640万kWを予定している。