米・加州 送電網の不具合で原発が停止

2011年9月19日

米カリフォルニア州でサンオノフレ原子力発電所(=写真)を所有するサザン・カリフォルニア・エジソン社とサンディエゴ・ガス&エレクトリック(SDGE)社は現地時間の8日午後5時、同発電所の2基(各112.7万kW、PWR)が送電系統の不具合により午後3時38分に停止したと発表した。


外部電源により同発電所の安全システムは保たれており、スタッフおよび周辺住民にも危険はないとしている。


原因はアリゾナ州の電力会社社員によるユマ変電所の操作ミスで、同州と加州を結ぶ500キロボルトの高電圧送電線が使用不能に。このため、サンオノフレ発電所も設計通りにトリップしたもの。

米・加州 送電網の不具合で原発が停止