メーカー3社に入札招請 チェコのテメリン3、4号機計画

2011年11月10日

テメリン3、4号機の増設計画を進めているチェコ電力公社(CEZ)は10月31日、これまでの審査で有資格と認めた原子炉メーカー3社に対し、来年7月2日までに入札提案書を提出するよう要請し、詳細な関係事項をまとめた入札招請書を手渡した。


2009年8月に初めて公表されて以来、段階を踏んで慎重に進められている同計画が、いよいよ原子炉技術の本格的な選定段階に入る。13年後半には落札者を決定、契約書への調印を済ませる段取りだ。


同計画では昨年2月、仏アレバ社、ウェスチングハウス(WH)社、およびスコダ社が主導するチェコとロシアの企業連合が、適性証明文書の規定項目をすべて満たした有資格メーカーとして認定された。CEZはその後、同契約に関する様々な側面について、入札前段階の複数回の協議で3社に説明していた。


まとめられた入札招請書

メーカー3社に入札招請 チェコのテメリン3、4号機計画