霊光5、6、年末まで停止 韓国で部品の品質保証偽造

2012年11月21日

韓国の知識経済省は5日、2003年から12年までの間に原子力発電所用の部品納入業者8社が部品とともに提出した海外の品質保証機関の保証書60件が偽造だったことが判明したと発表した。虚偽の品質保証を受けた未検証品はヒューズやスイッチ、ダイオードなどの一般産業用品目で、その98%が設置された霊光5、6号機は直ちに運転を停止し、年末までに部品交換を終えることになった。

これらの部品は一般規格品であるため、発電所の安全性に直結する設備には使用できず、すべて原子炉建屋外の補助設備で使用。これらの部品で誤作動などの問題が発生した場合でも、放射能漏れのような重大な事故に発展する怖れはないと説明している。

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